【出会い系サイト】という名のフレーズの印象は悪いですよね。
胸張って「僕、出会い系サイト使ってます!」って言えますか?
…言えませんよね(^^;
そのため、この頃の出会い系サイトは恋活・婚活サイトというキャッチコピーにして、少しでもイメージを良くしようと頑張っています。婚活ブームに、うまく便乗していますね。
さて、この「出会い系」がこれほど悪い印象を与えてしまう原因はなんでしょうか?
それは、間違いなく「悪質詐欺サイト」と「出会い系サイトでの事件」が主だった原因なんだと思います。
では、今現在の出会い系サイト・アプリってそんなに危ないのか調べてみると意外な事がわかりました。
出会い系に悪い印象がついた原因は?
出会い系が出始めた当初は法整備がされてなく、未成年・成人の被害者が大量に出ました。架空請求の詐欺被害や美人局の脅迫、ヤクザやチンピラ・未成年売春などなど……僕も当時はドキドキしながら使ってました(^^;
多数の被害、特に未成年の売春が大きく問題になり、政府が「出会い系サイト規制法」…正式名称は【インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律】を作りました。
(この法律を詳しく知りたい方はこちらの「警察庁サイバー犯罪対策」で確認ください。)
この法律が出来る前のマイナスイメージが「出会い系サイト=危ない」という印象を作っています。
データを見ると出会い系サイトでのトラブルは減少!
しかし、法整備が整ったことで、「年齢確認をしないと登録できない仕組み」で18歳未満の登録が不可となり、悪質な出会い系サイトは多くが閉鎖され、優良出合い系サイトでは通報・パトロール機能の強化で悪質ユーザと援交デリヘルの減少、またネットで美人局の対策や加害者の罰則が知られるようになりました。結果、出会い系サイトで被害にあうことが減ってきてます。
その証拠が、警察庁で公開されている資料「平成27年における出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」にて下のグラフです。
上記資料のPDF青い折れ線グラフが被害児童数ですが順調に減ってるのが確認できますね。
(逆にFacebookやTwitterなどのコミュニティサイトでの被害が増えてます。)
このように出会い系は、以前と比べてずいぶん安全になっているので、出合い系を使いたいけど怖くて悩んでいる方は、安心して使ってください。
(それでも心配という方はこちらのページで出会い系の危ない場合の対策方法も載せているので、こちらも参考に。)
出会い系の安全を確かめたら、次のステップ
出会い系が実は安全ということを確かめたら、「恋人を見つけたい」「セフレを見つけたい」「人妻と不倫したい」など色んな思いが出てくると思います。 ですが、出会い系で簡単に会えると思ったら大間違いです。 本当に出会いたいと考えるなら、次の2つの条件を満たす必要があります。- ① 出会い系サイトやアプリは沢山あるので、その中から「本当に出会える優良サイト」を選ぶ。
- ② あなたの目的にぴったりの出会い系を選ぶ。
目的に合わせた出会い系を紹介しますので、参考にしてください。
おまけ:最近の被害はコミュニティサイトで起きている
出会い系サイトよりコミュニティサイトでの検挙件数が増えていますね。(赤色の折れ線グラフ)
リンク先の資料を読んでみると、コミュニティサイトとは、SNSを指しているようです。てっきりLINEとかのIDを教えあう掲示版と思ってましたが、それはID交換掲示板として別の分類になっています。
コミュニティサイトでの被害が増えている…ということはコミュニティサイトで出会いが多いということなんでしょうね。最近、Facebookの広告とかでも出会いアプリとか目立ちます。
コミュニティサイト別の被害資料があれば、出会える確率の高いサイトを推測できるのに…そこまでの資料は無いようです。残念。
コミュニティサイトでトラブル増加?
出会い系サイトでのトラブルは減りましたが…その分、コミュニティサイトでの被害が多くなっているのがグラフからわかります。登録するのに年齢確認もなく手軽に登録できるコミュニティサイト。そこで出会えるなら…ということで一部の悪質な業者などが流れていっているのではないかと推測されます。
FacebookやTwitterは18歳未満も登録できたりしますからね。18歳未満は大人より騙しやすく、トラブルに巻き込まれやすいのでしょう。
こちらの国民生活センターでも出会い系ので被害情報が公開されています。
※利益誘引型 出会い系サイト”に関する相談のうち、「お金をあげる」「収入が得られる」等といわれ、利益を得ることを目的にサイトを利用したことで生じた利用料金トラブル。
こちらの資料でも出会い系サイト全体での被害は減少していることがわかりますが……国民生活センターの資料では単に「出会い系サイト」とだけ書いてあります。 警察庁のように「コミュニティサイト」とはどこにも書いてないので、この被害が ① 従来の出会い系サイトだけ集計 ② ①+コミュニティサイトで集計 なのかは不明です…。ちなみに、国民生活センターでは色々と出会い系サイトトラブルの相談事例の一部が公開されています。すごく参考になるのですが…その答えはどうなっているのかは公開されてません…
「その答えも公開してくれよ…それが1番知りたいんだ!」
っと閲覧者の大半は思っていることでしょう(^^;
なんにせよ、このような被害相談できる窓口がありますので、出会い系・コミュニティサイトでトラブルにあった(あいそう)ならすぐに連絡を入れるのが吉です。
最後にまとめ
長くなりましたので、最後にまとめると…- 今は出会い系サイト・アプリでのトラブル/被害は実は減っている。
- 被害はヤクザ・美人局関連より、児童買春などの未成年関係のトラブルが大半。
- 優良出会い系サイトの中から、目的に合ったサイトを選べえば、思ったより出会える!
- FacebookやTwitterなどのコミュニティサイトでの被害が増加中。注意すべし。
優良出会い系サイト各社の健全化の取り組みが上手く進んでいることに加えて、スマホの普及で出会い系を楽しむ環境は非常に整っています。うまく使って出逢いを楽しみましょう!
コミュニティサイトもうまく使えば出会いのキッカケを作れますが、18歳未満のリスクがあるので、そこら辺は注意して、トラブルを避けましょう。